2018年8月11日土曜日

イージー・クエスチョン / (SUCH AN) EASY QUESTION


イージー・クエスチョン/(SUCH AN) EASY QUESTION 

ページ最後に<イージー・クエスチョン>に海外ジャケット掲載 

エルヴィス・プレスリー

愛してる、それとも愛してない?
こんな単純な質問なのに
なぜ、返事がもらえないの
僕が欲しい、それとも欲しくない?
こんな簡単な質間なのに
なぜ、返事をしてくれないの

*君ときたらため息ついて
ごまかしたりするばかり
思い切って返事をすることが
恥ずかしいって言うのかい
イエスなの、それともその逆かい?
こんな単純な質問なのになぜ、返事がもらえないの

*くり返し

答えはとっても簡単さ
こんな単純な質間だよ
なぜ.返事をしてくれないの
こんな簡単な質間なのに 

エルヴィス・プレスリーのいかすぜ、この恋

背負いたくないけれど背負っている。逃げたいけれど逃げられない。
人はそれぞれに、そういうこともあったりして、それが世界の頂点のことであれば尚更。
そんなことを微塵も感じさせない若いエルヴィス・プレスリーのポップな、それにしても、その若さに似合わない巧みなパフォーマンスが光ってきらめく傑作をひとつ。


エルヴィスが62年3月18日に録音した<(SUCH AN) EASY QUESTION 
邦題 <こんなにやさし問いなのに>、その後、タイトル変更された<イージー・クエスチョン>

1965年7月7日に全米公開された映画「いかすぜ!この恋(TICKLE ME)」の楽曲として、アルバム「POT LUCK WITH ELVIS」からピックアップされ、シングル・リリースされた。

本国ではB面だった<いかすぜ!この恋>を日本ではA面にしたのは、<いかすぜ!この恋>が映画のタイトルになったこともあってだと思うが、この2曲ともにいい曲で<イージー・クエスチョン>は、<いかすぜ!この恋>のブラッキーなフィーリングにはない楽しさが新撰だ。

この時期のエルヴィスが、とりあげた楽曲は、やがて襲来する英国ロックバンドをしのぐだけの力感を持った楽曲が揃っている。
<サスピション>や70年代にビートルズの<レット・イッツ・ビー>とメロディにして歌った<リトル・シスター>など粒揃い。

<イージー・クエスチョン>もそのひとつ。もともとエルヴィスなじみのライターが一曲ずつ提供した形をとったアルバム「POT LUCK WITH ELVIS」だけに、どれをとってもシングル・カットできる代物ばかり。

♪ need me ♪
♪ tell me ♪
夏の日の昼下がり、浮世を忘れて、自分のスタイルでゆっくり聴くと最高。


それにしても、エルヴィスの楽曲に出てくる女性は、そのほとんどが悪女のようだ。
好きのひとことは励ましに他ならない。
<アイ・ガット・ラッキー>のように、愛とは励ますこと以外の何物でもないが、エルヴィスの楽曲にそれを探すのはなかなか難しい。
それを思うと、<イージー・クエスチョン>のパフォーマンスは楽しい。


世の男にとっては、女性は厄介な生き物。何を考えているのか分らない、その不可解にぴったりなポップで妖し気だ。

女の毒に向かうようなコーラスもおしゃれで、掛け合いもぴったりハマっているのは、エルヴィスの甘い声が妖し気な世界を這うように探検するからか。
「いかすぜ!エルヴィス!」と声が飛んできそうにカッコいい。 



Do you or don't you love me
Such an easy question
Why can't I get an answer
Tell me, will you or won't you need me
Such an easy question
Why can't I get an answer

* All you do is give a sigh
And beat around the bush
Can it be fhat you're fao shy
To give yourself a little old fuzz
Can you or can't you tell me yes
It's such an easy question
Why can't i get an answer

* Repeat

It's such an easy answer
To such an easy question
Why can't I get an answer
To such an easy question 

エルヴィス・プレスリーのいかすぜ、この恋



エルヴィス・プレスリーのいかすぜ、この恋



Tickle Me
[Original recording remastered] [Soundtrack]
[from UK] [Import]

1. I Feel That I ve Known You Forever (March 19, 1962)
2. Slowly But Surely (May 27,1963)
3. Night Rider (October 15, 1961)
4. Put The Blame On Me (March 12, 1961)
5. Dirty, Dirty Feeling (April 3, 1960)
6. It Feels So Right (March 20, 1960)
7. (Such An) Easy Question (March 18, 1962)
8. It s A) Long Lonely Highway (Single Master) (May 27, 1963)
9. I m Yours (Undubbed single master) (June 25, 1961)
10. Something Blue (March 18, 1962)
11. Make Me Know It (March 20, 1960)
12. Just For Old Time Sake (March 18, 1962)
13. Gonna Get Back Home Somehow (March 18, 1962)
14. There s Always Me (March 12, 1961)
15. Allied Artists Radio Trailer (Version 1)
16. Slowly But Surely (Take 1) (May 27,1963)
17. It Feels So Right (Take 2) (March 20, 1960)
18. I m Yours (LP Master) (June 25, 1961)
19. (It s A) Long Lonely Highway (LP Master) (May 27, 1963)
20. I Feel That I ve Known You Forever (Take 3) (March 19, 1962)
21. Night Rider (Take 5) (March 18, 1962)
22. Dirty, Dirty Feeling (Take 1) (April 3, 1960)
23. Put The Blame On Me (Take 1 & 2) (March 12, 1961)
24. (Such An) Easy Question (March 18, 1962)
25. Allied Artists Radio Trailer (Version 2) 

0 件のコメント:

コメントを投稿